『この世の果て』は、1994年にフジテレビの月9で放送されたドラマです。
主演は鈴木保奈美さんと三上博史さんで、全話の平均視聴率が20%を超える人気ドラマでした。
しかし、現在『この世の果て』を再放送で見かけることはなくなりました。いったいなぜでしょうか?
今回は、『この世の果て』が地上波で再放送されない理由を解説します。
もう一度、この世の果てを見たいという方は、ぜひチェックしてみてください。
なお、ドラマ違法サイトの危険性も別記事で紹介しているので、気になる方はお読みください。
目次
なぜ?この世の果てが再放送できない理由
なぜ『この世の果て』が地上波で再放送されなくなったのか、その原因について紹介します。
この世の果てが再放送できない理由は、以下の3つが考えられます。
- コンプライアンス的に難しいから
- 再放送枠が限られているから
- 鈴木保奈美さんが事務所を退所しているから
これから3つの原因について解説します。
理由1.コンプライアンス的に難しいから
『この世の果て』は、現在の地上波では放送できないほど、最初から最後までダークな物語です。
喫煙シーンだけではなく、ドラマ内ではさまざまな犯罪がリアルに描かれていて、当時衝撃を受けた方も多いでしょう。
犯罪や残酷なシーンが多いという理由から、現在はコンプライアンス的に放送するのが難しいようです。
理由2.再放送のリクエストが少ないから
近年では、フジテレビの再放送枠が少なくなっていて、人気ドラマでも再放送が難しくなっています。
この世の果てのドラマが放送されたのは1994年です。当時は平均視聴率が20%以上の大人気ドラマでした。
しかし、30年前のドラマを放送してほしいとリクエストする人が少ないことから、再放送されないという事情も考えられます。
理由3.鈴木保奈美さんが事務所を退所しているから
『この世の果て』で主演を務めた鈴木保奈美さん。
鈴木保奈美さんは、1999年の大河ドラマ撮影中に妊娠が発覚し、出演が大幅に削減されることになりました。
その後、所属していた事務所と関係が悪化し、そのまま退所してしまいます。
鈴木保奈美さんと事務所との関係がこじれて退所したことから、ドラマの権利関係で再放送が難しいという事情もあります。
この世の果てはどこで見れる?全話視聴する方法
ここからは、『この世の果て』を全話視聴する方法を紹介します。
この世の果てを全話視聴する方法は以下のとおりです。
- 動画配信サイトで視聴する
- VHSをレンタルして視聴する
この世の果てをもう一度視聴したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
動画配信サイトで視聴する
2023年12月現在、『この世の果て』が配信されているサイトを紹介します。
動画配信サービス | 配信状況 |
FOD | 1~3話まで無料 |
Amazonプライムビデオ | レンタル |
Hulu | 配信なし |
U-NEXT | 配信なし |
Netflix | 配信なし |
現在、FODが全話配信されているのは「FOD」と「Amazonプライムビデオ」です。
FODでは、1話から3話までは無料で視聴できますが、4話以降は有料会員のみが視聴可能となっています。
Amazonプライムビデオでは、レンタルのみの配信です。
動画配信サービスで『この世の果て』が見たいという方は、「FOD」か「Amazonプライムビデオ」を利用しましょう。
FODで「この世の果て」を全話視聴する
プライムビデオで「この世の果て」を全話視聴する
VHSをレンタルして視聴する
この世の果てが放送されていたのは、1990年代。この頃はDVDやBlu-rayが流通しておらず、すべてVHS(ビデオテープ)で販売されていました。そのため、最寄りのレンタル店(TSUTAYAなど)でVHSを借りれば、この世の果てを視聴できます。
この世の果てをもう一度見たい方は、お近くのGEOやTSUTAYAなどのDVDレンタルショップで確認してみましょう。
また、「TSUTAYA DISCAS」の宅配レンタルを利用すれば、韓国版のこの世の果てを全話視聴できます。
宅配レンタルとは、ネットで簡単にDVDをレンタルできるサービスです。
DVDを借りに行くのが面倒という方は、宅配レンタルの利用がおすすめです。
TSUTAYA DISCASで韓国版の「この世の果て」を無料レンタル
この世の果てに関する疑問
ここからは、『この世の果て』に関する疑問をまとめました。
上記の疑問について、これから解決していきます。
この世の果てのキャストは?
1994年に放送された『この世の果て』のキャストは以下のとおりです。
- 砂田まりあ役:鈴木保奈美
- 高村士郎役:三上博史
- 砂田なな役:桜井幸子
- 神矢征司役:豊川悦司
- 三島純役:大浦龍宇一
- 加賀美ルミ役:横山めぐみ
この世の果てのあらすじは?
砂田まりあ(鈴木保奈美)は、幼いころに自分が起こした放火事故によって、父親を亡くし妹を失明させてしまいます。
失明した妹の手術費用を稼ぐために、昼間は郵便局員・夜はホステスとして働き続ける日々。
高村士郎(三上博史)は、ピアニストとして地位も名誉も手に入れていましたが、自分の人生に不自由さを感じていました。
そんなとき、まりあはひき逃げされて路上で倒れていた士郎を偶然助けます。
士郎は、助けてくれたまりあに一目ぼれをして、お互い惹かれあう存在となりました。
しかし、士郎には妻がいて、居場所を突き止めた妻が連れ戻しに来ます。
妻のもとに戻りたくない士郎は、ピアニストの命ともいえる手を自ら刺してしまい、2人の運命が大きく変わっていくことに…
この世の果ての最終回ネタバレは?
※ここからは、この世の果てのネタバレを含みます。
まりあ(鈴木保奈美)は、薬漬けになっていた士郎(三上博史)を助けるために、誠心誠意尽くします。
まりあのおかげで、なんとか普通の生活に戻れた士郎でしたが、2人は別れを選ぶことに。
まりあは、士郎の借金を肩代わりしてくれた神谷(豊川悦司)との結婚を決意。
その後、神矢(豊川悦司)とまりあが結婚するということを士郎の耳に入ります。
士郎は、まりあを譲った代わりに金をくれと神谷のもとを訪ねてきました。
神矢はお金ならいくらでもやると言い、まりあが今までどれだけ士郎に尽くしてきたか伝えます。それを聞いた士郎は絶望しました。
まりあと神谷の結婚式当日、ヘリで教会へ飛ぶという演出があり、まりあはヘリに乗ります。
ヘリが飛び立ったとき、まりあは見物している人の中に士郎の姿を見てしまい、ヘリから飛び降りてしまいます。
数ヶ月後、士郎は画廊の店長の仕事につき、まりあと過去に住んでいたマンションの部屋で一緒に暮らしていました。
しかし、まりあは記憶も失くし、話すこともできなくなってしまっていたのです。
もう一度この世の果てを見たいという方は、動画配信サービスやDVDレンタルを利用して視聴してみましょう。
なお、ドラマ違法サイトの危険性も別記事で紹介しているので、気になる方はお読みください。