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【2024年】ノスタルジック映画おすすめ15選!邦画・洋画・アニメなど

大人になって仕事に明け暮れる日々。ふと青春時代を思い出すと、あの頃は楽しかったなぁ、と感じることはありませんか?

楽しかった子供の頃や、学生時代のキラキラ輝いていた頃に戻りたくなりますよね。

次第に秋が深まるにつれ、どことなくノスタルジックな気分になることも…。

そこでこの記事では、青春時代のノスタルジックな気分に浸りたいときにおすすめの映画を15本ご紹介します。

なお無料映画サイトの危険性や、邦画見放題の動画配信サービスも別記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

【日本の映画】ノスタルジックなおすすめ邦画5選

ノスタルジックな邦画のおすすめは次の5本です。

  1. 四月物語
  2. 大人ドロップ
  3. 奇跡
  4. さびしんぼう
  5. きみの鳥はうたえる

1.四月物語

松たか子さんが初主演を務めた恋愛映画。

北海道から上京してきた卯月。東京・武蔵野にある大学に通うため、独り暮らしを始める。

おとなしい性格の卯月は、そこで知り合った個性が強い人々と触れあうことになる。

大学の志望動機を聞かれるが、卯月には言えない理由があった。

四月物語の見どころ

岩井俊二監督らしい少女の描き方が美しい。

そして松たか子さんが、主人公の少女を透明感溢れる演技で魅せます。

学生の頃、東京へ上京するとなれば心は希望に満ち溢れたはず。

新生活にわくわくし自転車を買うシーンに、思わずぐっとくるでしょう。

学生らしい初々しさを目の当たりにして、昔を懐かしく思える映画です。

2.大人ドロップ

池松壮亮さんが主演の青春映画。

昼休みに美術部の教室で、由と始は弁当を食べている。隣の音楽室から春と杏が連弾するピアノの音が聞こえてきた。

由は一つ前の席の春と仲が良く、始は杏に想いがあった。高校最後の夏、始は杏をデートに誘いたいが、なかなか言い出せないでいる。

始は由に、春を通じて杏にデートに誘えないか、話を持ちかけた。由は春に始のことを話し、ダブルデートをすることに。

大人ドロップの見どころ

あの時期にしか味わえない、青春の甘酸っぱさ。

戻りたいような、戻りたくないような甘く切ない青春を思い出します。

橋本愛さんが儚くも美しい女子高生を演じ、

池松壮亮さんがとてもリアルに高校生らしい揺れ動く感情を表現。

高校生らしい真っ直ぐなセリフの数々は、大人になった今聞くととても心に刺さります。

派手な展開はないものの、観た後にしっとりと浄化されるような気持ちになりたい方はぜひ。

3.奇跡

兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」の前田航基さん、前田旺志郎さんが主演のコメディ映画。

大迫航一は小学6年生。鹿児島で母ののぞみ、祖父母の周吉、秀子と4人で暮らしている。

航一は、どうして火山の傍で平気で暮らしているんだろう?となかなか環境に馴染めずにいた。

航一には小学4年生の弟・龍之介がいるが、父親の木南健次と福岡で暮らしている。時々、龍之介と電話で話すことで気を安らげていた。

航一と龍之介は両親の離婚で離ればなれになり、それぞれ鹿児島と福岡で暮らし始めて半年になる。

いつかまた、4人で暮らせる日が来ることを望んでいた。

奇跡の見どころ

九州新幹線全線開通された九州を舞台に、是枝裕和監督が制作した作品。

子供の頃はそれぞれの願いを叶えるために、純粋に真っ直ぐ自分を信じ行動したもの。

子供たちだけで冒険するとなれば、そのワクワク度はひと際大きくなる。

一方で、現実を生きる大人たちとの対比がリアルで、ただの冒険映画ではない点がポイント。

そして奇跡を信じ、動いた少年たちの物語に、心温まります。

4.さびしんぼう

尾美としのりさん、富田靖子さんが主演の青春ファンタジー映画。

寺の住職の一人息子、井上ヒロキはカメラ好きの高校2年生。

カメラを趣味とするヒロキは、坂の上から望遠レンズのファインダー越しに女子高校を眺めていた。

放課後、音楽室でピアノを弾く一人の美少女(橘百合子)を見つける。彼女を「さびしんぼう」と名づけるが、手の届かない憧れの存在だった。

ある日、百合子は通学の自転車が壊れてしまい難儀していた。それを助けたことがきっかけで、憧れである「さびしんぼう」と知り合うことができた。

ヒロキとさびしんぼうが尾道の町を舞台に織り成す、懐かしくも悲しい初恋の物語。

さびしんぼうの見どころ

1985年公開の作品で、尾道三部作の内の1つ。

映画ではショパンの別れの曲が流れ、倉敷市の街並みがノスタルジックに映し出されます。

誰にでもある、普通の初恋。

素朴な高校生活の中、じんわりと切なく美しい青春模様に自分の過去と重ねる人もいるのでは。

コミカルなシーンと、切ないシーンの落差もあり、ぐっと心に残る作品です。

5.きみの鳥はうたえる

柄本祐さん、石橋静河さんが主演の青春映画。

函館郊外の書店で働く「僕」は、失業中の静雄と小さなアパートで共同生活を送っていた。

ふとしたきっかけで関係を持った同僚の佐知子が毎晩のようにアパートへ遊びに来るようになる。

佐知子と恋人のような関係になりながらも、静雄も加えた3人で過ごす気ままな青春を謳歌していく「僕」だったが・・・。

きみの鳥はうたえるの見どころ

何者でもない3人の登場人物。

誰でもないからこそ、何にでもなれる自由を感じられるのでしょう。

柄本佑さんの気だるい演技、そして染谷将太さんの元気な青年との対比が面白いです。

だらだらと、そして淡々としているように見える毎日に、リアルな若さを感じます。

演技派の役者さんたちが魅せる、リアルな若者の姿に他人の人生を覗き見た気分になれる作品。

【海外の映画】ノスタルジックなおすすめ洋画5選

ノスタルジックな洋画のおすすめは次の5本です。

  1. スタンドバイミー
  2. グーニーズ
  3. マイ・フレンド・フォー・エバー
  4. アメリカン・グラフィティ
  5. ニュー・シネマ・パラダイス

1.スタンドバイミー

1986年のアメリカ合衆国の青春ドラマ映画。

1959年の夏、オレゴン州の田舎町。

12歳の作家になる夢を持つゴーディ(愛称はゴードン)、頭の良いクリス(クリストファー・チェンバーズ)、眼鏡を掛けているテディ、ノロマで肥満児のバーンの4人は性格も個性も異なっていたが仲良しで、いつも一緒に遊んでいた。

ある日、バーンは不良グループの一味である兄たちの会話を盗み聞きしてしまう。

行方不明の少年の死体が線路上に放置されているとの噂を聞いた彼らは、死体探しの旅に出る。

途中で喧嘩をしながらも、少年たちは助け合い、鉄道の線路に沿って冒険のような旅を続ける。

スタンドバイミーの見どころ

スタンドバイミーと聞くと、思い浮かぶのはあの軽快な音楽。

音楽を聴くだけで、壮大な冒険を想像しわくわくします。

一方で、今作の注目ポイントは少年時代のリアルな心情。

それぞれ家庭事情や悩み、葛藤を抱えながらも、何にも縛られない自由な少年時代を生きていく。

今思うと、お金や名声、周りからの評価など関係なく、今を一生懸命生きていたあの時代は、なんて貴重だったのだろう。

2.グーニーズ

1985年のアメリカ合衆国の冒険映画。

海賊伝説の残る港町に再開発計画が持ち上がり、立ち退きを迫られる家族が出てくる。そんな家のひとつに集まった「グーニーズ」と名乗るやんちゃな少年4人組。

彼らは屋根裏で財宝の在り処を示す地図を見つける。そして仲間と廃墟となったレストランの地下道を探し当て、そこを降りていく。

グーニーズの見どころ

今でこそ、素晴らしい映像技術を用いて数々の冒険映画が公開されています。

グーニーズが公開された当時、初めて冒険映画を観た人はどれほど心躍ったことでしょう。

それくらい、子供の頃の夢や、冒険心が掻き立てられるシーンが満載の映画。

途中に現れる様々なトラップに、子供たちが知恵を合わせ乗り越えていく姿は、勇気をもらえます。

3.マイ・フレンド・フォーエバー

1995年のアメリカ合衆国のドラマ映画。

エリックの家の近くに、ある少年が引っ越してきた。彼の名はデクスターといい、HIVに感染していた。

初めは彼を警戒するエリックであったが、次第に打ち解けあい、友情を深め合う。雑草を煎じて飲ませ、エイズに有効な特効薬を探すも、失敗する。

ある日、エリックとデクスターはニューオリンズで「エイズの特効薬が見つかった」というゴシップ雑誌を目にし、ニューオリンズへ繋がっているという川を下る旅に出る。

マイ・フレンド・フォーエバーの見どころ

遺伝によってエイズになったデスターと隣人のエリックがどう仲を深めていくのか。

子供たちの自然でピュアな演技に、胸が締め付けられる気持ちになります。

子供時代の友情、そして母親との愛。

エンドロールも静かに見ていたい、そんな切なくも温かい気持ちになる映画です。

4.アメリカン・グラフィティ

1973年のアメリカ合衆国の青春映画。

1962年、カリフォルニア北部の小さな田舎町を舞台に、ハイスクールを卒業し東部の大学へ出発しようとする若者たちの、最後の一夜を描いた愛すべき名編。

スティーヴとカートは故郷での最後の夜を楽しく過ごそうと、テリーとビッグ・ジョンを誘い町に繰り出す。

アメリカン・グラフィティの見どころ

ジョージ・ルーカス監督がスターウォーズを制作する前にメガホンを取った作品。

1960年代の古き良き、アメリカのある夜を描いた青春物語となっています。

リーゼントに、アロハシャツ、アメ車にロックンロールと懐かしさ満点。

大人になりきれないけど、なりたい。

そんな当時の若者たちが、悩みながらも力強く生きる姿にぐっときます。

5.ニュー・シネマ・パラダイス

1988年のイタリアのドラマ映画。

第二次世界大戦終結から間もない頃、「トト」と呼ばれていた幼いサルヴァトーレ少年は、シチリア島の僻地の村で母と妹と暮らしていた。

父は出征したきり消息不明。当時、村の中心の広場に面した教会を兼用した小さな映画館は、村の唯一の娯楽施設だった。

映画に魅了されたトトは何度も映写室に入り込んでいた。映写技師のアルフレードはその度にトトを叱りつけながらも親近感を寄せ、トトは映写機の操作を見様見真似で覚え始める。

ある晩、映写中にフィルムの発火事故が発生し映画館は全焼。トトの必死の救助でアルフレードは一命を取り留めたものの、火傷で視力を失った。

やがて父の戦死認定が下され、トトは新しく建て直された映画館「新パラダイス座Nuovo Cinema Paradiso」で子供ながら映写技師として働き、家計を支えるようになった。

ニュー・シネマ・パラダイスのの見どころ

映画好きであれば、タイトルを知らないという人はいないと言っていいくらい有名な映画。

映画愛に溢れる作品となっています。

映像技師と少年との絆や、甘く切ない青春物語。

それに加えて、美しいシチリアの街並みや、音楽も秀悦です。

誰かの人生を映画を通じて体験できる良さを、改めて感じられる作品。

【アニメ】ノスタルジックなおすすめアニメ5選

ノスタルジックなアニメ映画のおすすめは次の5本です。

  1. コクリコ坂から
  2. 時をかける少女
  3. 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
  4. 心が叫びたがってるんだ。
  5. 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~

1.コクリコ坂から

10年前に乗った船が遭難し、行方不明となった船乗りの父と、仕事のためにアメリカに渡ったカメラマンの母を持つ小松崎海は、留守中、小松崎家を懸命に切り盛りしていた。

そのころ、海たちが通う港南学園では、新聞部部長の風間俊と生徒会長の水沼史郎が起こす騒動によって、生徒と教師が翻弄されていた。

突如として新聞部によって発表される「ミスター・ミス港南」、物理法則をめぐる風間と水沼の賭け、制服廃止運動をめぐる風間と水沼の対立・・・。

こうした一連の騒動を海は冷ややかに見つめていたが、制服廃止運動の敗北の責任を風間が一身に負わされるのを見て、いつしか海は風間を擁護する声を上げるようになる。

風間もまたひたむきな海に惹かれ、2人は交際を始める。

コクリコ坂からの見どころ

現代の日本に疲れてしまったら、ぜひ見ていただきたい映画。

昭和初期というほとんどの人が過ごしたことのない時代設定なのに、

どこか懐かしさを感じさせられます。

大きな事件もなく、壮大なファンタジーでもありませんが、落ち着いてゆっくりと映画を楽しみたい時にぴったりです。

2.時をかける少女

ひょんなことから「タイムリープ」という不思議な能力を身につけた高校2年生の紺野真琴。相談した叔母の芳山和子からは、年頃の女の子にはよくあることだと教えられる。

半信半疑の真琴だったが、いつしか使い方を覚えて些細な問題でも簡単にタイムリープで解決するようになるのだが・・・。

時をかける少女の見どころ

今や、日本のアニメ業界を盛り上げている代表的な監督、細田守の作品。

夏、高校生、青春!

タイムリープというファンタジーでありながらも、軽やかなタッチでさわやかな印象です。

気づいたら夏が終わっていた、あの青春時代の儚さと切なさ、煌めきを存分に味わえます。

自分がタイムリープできたら、いったい何をするだろう。

3.打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

少年の典道と祐介は仲の良い友達で、2人とも同級生のなずなの事が好きだった。

しかしなずなの両親が離婚し、彼女が母親に引き取られて2学期から転校することになっているとは、2人には知るよしもなかった。

親に反発したなずなは、プールで競争する典道と祐介を見て、勝った方と駆け落ちしようとひそかに賭けをする。勝ったのは祐介か?典道か?

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の見どころ

1993年に放送されたドラマを、アニメ映画として制作した作品。

リメイクではあるものの、オリジナルとは違う設定が追加され異なる印象に。

前作を見た人も違った楽しみ方ができます。

映像も美しく、観ているだけでうっとり。

「もしも~」と過去の選択を悩んでも、前を向いて今を生きるしかない現実に気づかされます。

4.心が叫びたがってるんだ。

過去のトラウマから喋ることができなくなった女子高生を主人公に、ひょんなことからミュージカルに取り組むことになった高校生たちの葛藤と成長を描く青春像劇。

幼い頃のトラウマが原因で、言葉を発するとお腹が痛くなり、喋ることができなくなってしまった少女、成瀬順。

高校2年生になった順はある日、担任から年に一度のイベント地域ふれあい交流会の実行委員に任命されてしまう。

一緒に任命されたのは、心を閉ざした無気力少年・坂上拓実、チアリーダー部の優等生・仁藤菜月、ヒジの故障で挫折した元野球部エース・田崎大樹というまるで接点のない3人だったが・・・。

心が叫びたがってるんだ。の見どころ

人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の制作人が再集結。

今作も埼玉県秩父市を舞台に、高校生男女4人の甘く切ない青春を描いた作品です。

あの時代特有の、誰かを傷つけ、傷つけられ、すれ違う恋模様をうまくまとめています。

作品のテーマは、言葉。

時に凶器にもなる言葉ですが、思いを伝える大切さにも気付かせてくれます。

5.響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~

中学3年の吹奏楽コンクールで、ただひとり本気で全国を目指していた高坂麗奈の悔し涙を忘れられない黄前久美子。

その後ろめたさから、入学した北宇治高校では吹奏楽部への入部をためらうが、加藤葉月と川島緑輝に強く誘われ成り行きから入部、再びユーフォニアムを担当することに。

お世辞にも上手とは言えない吹奏楽部だったが、新しい顧問・滝昇のスパルタ指導で部の雰囲気は大きく変わり始める。

そんな中、コンクール出場者をオーディションで決めるという滝昇の提案が大きな波紋を呼ぶのだったが・・・。

響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~ の見どころ

京都アニメーションによる人気アニメの劇場版。

テレビアニメでは1年生だった主人公たちは2年生に。

個性溢れる後輩を教えながら、先輩も立てる独特な役割に苦労する姿が描かれます。

誰にでも経験のある、中間管理職の難しさに共感するでしょう。

また、テレビシリーズと変わらずとてもリアルな演奏シーンも必見です。

なお無料映画サイトの危険性や、邦画見放題の動画配信サービスも別記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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