【映画館】最前列って見え方や座り心地はぶっちゃけどうなの?

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映画館

「映画館でどこの席に座ろうかな」

ふと、普段好んでいる席とは違う席に座って観たらどんな感じだろうか、と思った方。

または、映画館の最前列に座ってみたいけれど、楽しめるか不安な方。

そんな映画館の最前列席に興味がある方に向けて、映画館の最前列の席の見え方について解説します。

メリットとデメリットの両方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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映画館は最前列で見るのが好きな人の理由

映画館の最前列が合っていると思われる方の特徴は、3点あります。

最前列は候補にも入れていなかったという方も、実は相性がいいことも。

今まで座っていた席だと気になっていた部分が解消され、快適に映画を観ることができるかもしれません。

1. 映画の世界観に浸りたい

映画館の最前列に座ると、まず驚くのがスクリーンの大きさ。

こんなにも巨大だったのか、と最前列に座ることでその迫力に圧倒されます。

まるで上から映像が飛び出てくるような、映画館の最前列でないと味わえない臨場感。

これぞまさに、非日常。

全身で映画を楽しむことができます。

鑑賞後は、大迫力の映画体験に今まで感じたことのない爽快感があるかも!

2. 周りのことが気になる

たとえば、隣の人の肘が当たって気になったことがある方。

また、前の人の頭が座席から飛び出ていて、動くたびに揺れる影に集中力が途切れたことがある方。

そのような方にも、最前列は合っています。

外的要因で、気に障ることが起きないからです。

隣の人の食べる音が気になる。

後ろの人の足が当たって嫌な思いをする。

こういったことも起きないので、自分だけの空間で映画を楽しめます。

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3. 自分の好きな姿勢で映画を楽しみたい

家で映画を観る時。

横になったり、足を組んだり、あぐらをかいたりしている方。

そのような方にも、映画館の最前列の席は相性がいいです。

中央の席は周りに人が座ることがほとんどで、ある程度座り方に気を付けて観劇するでしょう。

本当は、靴を脱いだり、肘をついてだらんと座ったりしたいのに、窮屈感を感じている方もいるのでは。

映画館の最前列であれば、周りに人はほぼ0。

家でくつろぐように、自由に態勢を動かし映画を観られるので、今まで以上に映画を楽しめるかもしれませんね。

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映画館の最前列に座るとこんな感じ

目の前すべてがスクリーンです。

ただし、画面の端や上部など、スクリーン全体が見づらいです。

スクリーンの中央部分が視界に入るイメージですね。

視界に入る映像はそれほど気になりませんが、文字の歪みに関しては気になるでしょう。

スクリーンからの距離は約1.5M

映画館のスクリーンから最前列までの距離は、最低でも1.4Mはあります。

これは、車イスでの回転に必要な幅から計算されています。

スクリーンから最前列までの距離

(引用元:国土交通省 第3章 基本寸法より)

映画館のバリアフリー化は、年々進んでいるため、シネコンはほぼ取り入れられているでしょう。

スクリーンの大きさにより異なりますが、約1.5Mはあると考えてよいでしょう。

前から2列目、3列目の見え方

映画館の前から2列目の見え方は、最前列とほぼ変わらないことが予想されます。

スクリーンの大きさや、座席の勾配に左右されますが、単館ではないシネコンではほとんど同じだと考えてよいです。

映画館の前から3列目に関しては、中央エリアでなければスクリーンの全体像など比較的見えやすくなります。

最前列の端からの見え方

映画館の最前列の中でも、端からの見え方は、中央エリアとは異なります。

スクリーンを観るために、体をスクリーンの中央に向ける必要があります。

そのため、最前列の中央エリアに座っている方の横顔が視界に入ります。

最前列の端に座ると、メリットの一つである「目の前にスクリーンだけが広がる」というのは除外されます。

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映画館の最前列に座るメリット

つづいては、映画館の最前列に座るメリットを具体的にご紹介いたします。

見えづらそう、という先入観があるかもしれませんが、実はメリットもあるんです。

メリットを読んで、意外と楽しめるかもしれない、と思いましたら挑戦してみると良いかもしれません。

1. まるで3D!最前列だからこそ味わえる臨場感

2Dの映画を観ているのに、まるで3Dのような迫力を体感できるのが最前列です。

家では絶対に味わえない、大スクリーンに映し出される物語。

動きのあるシーンでは、まるで自分まで動いているかのよう。

見たこともない美しい情景が映し出されれば、まるで本当にその場にいる気分。

そんな映画体験ができます。

しかも、料金は通常価格。

3D映画も大迫力ですが、追加料金がかかり、眼鏡を掛けるのが苦手な人もいるかもしれませんね。

同じ値段で、値段以上の迫力の映画体験ができるのは最大のメリットでしょう。

2. 足が自由に伸ばせる

映画館の座席に座ると、意外と足幅が狭いことに気がつきます。

座っているときに、他のお客さんが前を通ろうとすると狭すぎて、思わず立ち上がったことがある人もいるでしょう。

少し足をブラブラしようものなら、前の座席に当たってしまうことも。

また、傘やカバンなどがあるときはさらにその窮屈さを感じます。

最前列であれば、そんな心配は無用。

好きなだけ足を伸ばし、組み直すことができます。

周りの人に気を使わなくてよいのは、嬉しいですね。

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3. 視界に入るのはスクリーンだけ

「あ、この席失敗だったかも」

前の席の人の座高が高く、頭が座席から飛び出ており、スクリーン全体が見えない。

最悪の場合、自分の頭の位置によっては字幕が途切れてしまうことも。

そんな不運な経験を、最前列では絶対にしません。

視界を遮るものがなく、巨大なスクリーンしか目に入らない映画館の最前列の特典ですね。

4. 小さい子供でも見やすい

最前列なら、前の座席がないため、小さなお子さんでもスクリーンがよく見えます。

映画館では、子ども用の座席クッションやチャイルドシートを貸し出しているところもあります。

しかし、子ども向け映画では、すべて貸し出されてしまっていることも。

子連れでのお出かけ準備には、予想外の時間がかかることが多いです。

そのため、小さい子どもがいるときははじめから最前列を確保しておくことをおすすめします。

通路側の席が取れなかった時も、上映途中で外に出やすいのもメリットですね。

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映画館の最前列に座るデメリット

映画館の最前列のメリットに対し、次はデメリットをご紹介します。

1. 首や肩が疲れる

ご想像の通り、映画館の最前列は首に負担が掛かりやすいです。

少し上を見るようにする必要があるためです。

肩こりや、首を痛めている方は慎重に選ぶべきでしょう。

もし気になる方は、映画館の最前列に座る際端の席にすると、負担は軽減されます。

しかし中央や、後ろの席と比較すると首や肩が疲れやすいのは否めません。

2. 酔いやすい人は注意が必要

巨大なスクリーンが目の前に立ちはだかり、視線は縦横無尽に動きます。

アクション映画等、映像自体に動きのあるシーンがあると目が回るような感覚にも。

普段、乗り物酔い等をされる人は注意が必要です。

そういう方は、ヒューマンドラマや、穏やかな映画でしたら比較的安心できますね。

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3. 眩しさを強く感じる

通常、スクリーンからある程度離れて映画を観ているため気づきにくいですが、映画は光によって投影されています。

スクリーンからの距離が短いため、その光をいつも以上に強く感じるでしょう。

フラッシュが多用されている映画等だと、チカチカとした光に目が疲れてしまうことも。

映画館の最前列だと、いつも以上に眩しさを感じると覚えておいてくださいね。

4. 字幕が見づらい

最前列の最大のデメリットは、字幕が見づらい点だといえます。

字幕作品を観るには、映像とセリフの把握が必要です。

最前列では、スクリーンとの距離が近いため、全体を一気に観ることが難しいです。

そのため、字幕を呼んでいるうちに画面が変わってしまうなどが起きてしまう可能性があります。

洋画のミステリー作品など、些細な情報を見逃すとストーリーに影響が出るものは、最前列以外の席がよいです。

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映画館の最前列を楽しむためのコツ

映画館の最前列について、メリット、デメリットをご紹介しました。

デメリットばかりを目にする映画館の最前列ですが、桁違いの迫力などメリットもありましたね。

まだ最前列を未体験の方で、挑戦したいと思われたかもしれません。

そこで、映画館の最前列を楽しむためのコツを3つお話します。

1. リクライニングシートのある映画館を選ぶ

映画館の最前列に座ると、首や肩に負担がかかるという話はずっとされてきています。

また、プロジェクターを使ったホームシアターも当たり前になった中、映画館ならではを追求する施設が増えてきました。

各映画館では、最前列にリクライニングシートを設置するなど、さまざまな鑑賞スタイルが提案されています。

首都圏ですと、

などがあげられます。

これらすべての最前列の座席は、追加料金なしで利用できます!

リクライニングシート狙いで、最前列を選択するのも大いにアリですね。

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2. ネックピローを持参する

映画館の最前列は、スクリーンとの距離の近さゆえに、首や肩に負担がかかりがちです。

そこで、ネックピローを持参することをおすすめします。

各映画館では、ネックピローの持参を禁止していません。

長時間のフライトなどにも利用されるネックピローを利用することで、首への負担を和らげましょう。

また、首や肩を回すこともあわせて行うと、より効果的です。

3. 膝掛けを借りてネックピロー代わりにする

首や肩への軽減に、ネックピローが効果的であることをお話しましたが、手荷物になるのを避けたい時もありますよね。

そんな時は、映画館で無料で貸し出されている膝掛けをネックピロー代わりにすることをおすすめします。

膝掛けをくるくると丸めて、自分に合った高さに調整し、首と座席の間に挟みます。

枕の高さが合わないときに、タオルを丸めて高さ調整することが有効なので、ネックピローとしても代用可能です。

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映画館の最前列にあるリクライニングシートの使用感

「映画館の最前列を楽しむためのコツ」では、映画館のリクライニングシートをご紹介しました。

肝心の使用感ですが、体全体をシートに預けられ、とてもリラックスできます。

寝てしまわないように注意が必要なくらいです!

特に追加料金がかからず、リクライニングできるなんて贅沢な気分になりますね。

全ての映画館に導入されているわけではありませんが、もし足を運んだ映画館に導入されていたら試してみるのはいかがでしょうか。

または、映画館の最前列にリクライニングシートがある施設を選んで行ってみてもいいかもしれません。

その際は、事前予約をお忘れずに!

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映画館の最前列に関するQ&A

最後に、よく聞かれる映画館の最前列に関する質問をまとめました。

Q.首とか肩が痛くなりませんか?

実際は、痛くならない方もいます。

映画館の最前列はスクリーンからの距離が近く、確かに上を向く形になるので負担はかかります。

一方で、映画館の最前列でも中央ではなく端の席であれば、中央エリアの端と大差ありません。

横を向く形になるため、首や肩への負担が軽減されます。

もし初挑戦するなら、映画館の最前列の端の席からトライしてみてはいかがでしょうか。

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Q.ネックピローを持参しても大丈夫ですか?

大丈夫です。

飲食は持ち込み禁止な映画館がほとんどかと思いますが、ネックピローは大丈夫です。

心地良くて寝てしまわないようにだけ、お気を付けください。

Q.一番後ろや真ん中と比べて見え方ってどうなんですか?

迫力がまったく違います!

そして実体験になりますが、最前列で見た方が鑑賞の記憶として強く残ります。

「あの映画は、最前列で見たな」という経験の印象もありますが、やはり迫力が後ろの席とは違うのでさまざまなシーンが強く印象に残りました。

同じ値段なのに、全く違う映画体験。それができるのが、最前列の席です。

Q.ライブビューイングの見え方はどうですか?

臨場感が半端ないです!

ライブビューイングの際は、角度によって画面のゆがみなどの違和感を感じにくいです。

そのため、ただただ目の前に推しがいる時間を得ることができます。

目の前に広がるライブを思う存分体感してください。

首や肩の痛みが心配な方は、「映画館の最前列を楽しむためのコツ」をご参考ください。

Q.3D映画の見え方はどうですか?

3D映画は、座席により見え方がまったく異なります。

最前列では、やはり迫力が桁違いです。

立体感がより際立ち、自分が作品の世界に入り込んでいるように錯覚してしまうかもしれません。

ただし、首や肩の対策はできても、目が疲れてしまうのは避けられません。

目が疲れやすい方は、注意が必要です。

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